多様な学習支援システム「さくさく英語サブレ」について
「さくさく英語サブレ」は、2008年から授業実践してきた「英文法Web学習支援システム」における研究成果を発展させ、大学の英語教育と脳科学、情報科学の教員が「誰でも気軽に取り組める英語学習」を目指して共同開発しました。「さくさく英語サブレ」では、「選択式空所補充問題」、「和訳問題」、「英訳問題」を基本に学習習熟度レベル25段階、延学習教材数25,000を保有し、小学生から中学・高校・大学そして社会人を対象に英語教育の普及を目的に公開しています。
英語は日常的な「学び」の繰り返しが大切です。そして、楽しくなければ続けることができません。「さくさく英語サブレ」は、日常的な「学び」の中で、知らず知らずに自然と英語に馴染んでいくことを支援します。「学び」は、五感で感じた刺激やあなた自身の思いとともに、脳内に「エピソード記憶」として取り込まれます。英語を学んでいるとき、英語のみを脳に取り込んでいる訳ではありません。そのときのあなたの体調や周りの環境、感じていることが「脳の活動」に大きな影響を与えます。それらが「学び」の結果に反映されるため、より良い「学び」のためにどのような「エピソード記憶」が脳内に取り込まれるかがとても重要になります。日常的に英語に触れ親しんでいくことで、自然と英語への抵抗感が薄れ、自分のものにしていくことができます。
いつでも気軽に学習に取り組むためには、学習者の学習に対する意識(意欲)が不可欠です。学習意欲を持続させるためには、学習指導者や保護者の配慮が重要であり、その意味では対面による学習指導は大切です。その一方で、持続的な学習には授業時間に縛られない、いつでも好きな時に学習可能なオンライン学習も効果的です。そして「さくさく英語サブレ」は、対面学習とオンライン学習を融合した学習環境を支援します。
「さくさく英語サブレ」は、そのような学習環境を実現するため、学習者だけでなく学習指導者に対しても柔軟に支援します。対象とする学習者や指導形態に合わせて、いろいろな学習方法が実現可能です。「英語がちょっと苦手」「基礎から学びたい」という人から、「英語力をもっと伸ばしたい」「高校・大学入試や就職試験に備えて勉強したい」という人、改めて英語を学びたいという社会人まで、幅広い学習者に対応しています。「さくさく英語サブレ」に興味をお持ちの方は、下記までご連絡ください。
<オンライン英語教育部門>
(研究代表)
研究代表者:杉村 藍(鳥取大学地域学部国際地域文化コース)
E-mail: sugimura@tottori-u.ac.jp
(研究幹事)
箕浦 恵美子(名古屋女子大学短期大学部)
E-mail: eminoura@nagoya-wu.ac.jp
武岡 さおり(名古屋女子大学短期大学部)
E-mail: saori@nagoya-wu.ac.jp
(研究協力)
脳科学、情報科学、クラウドサービスなどの研究開発者