英語プレゼンテーション学習支援システムについて

 グローバル社会で活躍するためには、国際言語である英語によるコミュニケーション能力が必須です。 世界190余りの国のうち、約90か国以上の国と地域が英語を第一言語、または第二公用語としており、国際化の進展に伴い、国際共通語としての英語の必要性はさらに高まっています。
 英語プレゼンテーション学習支援システム(以下、本システム)は、大学生、大学院生が国際会議等において、 さらには国際社会においても通用する実践的英語プレゼンテーション能力を育成するために開発されたものです。 実践的な能力を育成するためには、授業内での学習だけでなく、授業外における日常的な繰り返し練習が必須です。 その支援として、授業内と授業外の学習を融合したオンライン学習支援およびオンライン学習指導がきわめて有効です。
 ビジネスや日常生活におけるコミュニケーションは、常に互いの感情や立場を考慮しながら、対面で会話することが基本です。 人前で話したり意見を述べることに対して心理的障壁が大きい日本人にとって、英語を用いたコミュニケーションは精神的な負荷がさらに大きくなります。 そのような精神的負担は、英語を用いて国際会議等でプレゼンテーションする場合はなおさらです。
 対面授業は、教員から直接指導を受けたり、また他の学生の例を見て学ぶことも多く、プレゼンテーション指導において重要な意味をもっています。 特に、他の学生を聴衆に見立て、自分が発表している時の彼らの表情を見たり、その場の雰囲気を体感しておくことは、実際の聴衆を前にして発表する際の疑似体験にもなります。 本番の前にできるだけこうした体験を多く積んでおくことが大切です。
 ただし、対面授業だけでは時間が限られており、多くの練習を行うことはできません。 授業内で指摘された部分を改善し、またしっかりと身につけるためには、授業外において繰り返す練習をする必要があります。 本システムは、授業内と授業外の学習を融合させた仕組みを持っています。 授業内で発表風景を録画した動画や、それに対するレビューなどの記録を参照しながら、いつでもどこでも繰り返して練習することが可能です。 授業内での学びを授業外でも活かせる、本システムはそのような支援を目的に開発されています。
 そして本システムでは、授業外での個人練習だけでなく、ピアレビューそしてピアディスカッションなど、学習者同士による「学び合い」を実現する仕組みも持っており、 授業内と授業外を連携させた学生による自律活動を支援します。 本システムの利用を希望される場合は、学校やゼミ単位で下記の連絡先(メールアドレス宛)までご連絡ください。

研究代表者:杉村 藍(岡山県立大学情報工学部)
E-mail: a_sugimura@c.oka-pu.ac.jp

英語プレゼンシステム